時はさかのぼること、2014年10月中旬...。
英検1級の語彙対策としてはテッパンの『でる順パス単』を数ページ見て、求められる単語力と自分のレベルの差に愕然としたのを今でも覚えています。
英検1級合格に必要な語彙数とは?
「英検1級、単語数」「英検1級、語彙力」などのキーワードをもとにいろいろ調べた結果、おおよその目安となる語彙数がわかりました。
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英検1級合格に必要な語彙力:12,000〜15,000語程度
- @nakamai_jpの語彙力:7,000語程度(≒英検準1級合格レベル)
【各級のレベル目安】
・英検1級:大学上級程度
・英検準1級:大学中級程度
・英検2級:高校卒業程度(4,000語程度)
当時の自分のレベル=7,000語と判断した理由
実はこのとき、ちょうど英検準1級を受けたばかりだったのですが、試験での感触と解答速報をもとに行った自己採点から勘案すると、幸いにも2次試験へと進めそうな状況でした。
なので、この時点での自分の語彙力は準1級合格に必要といわれているだいたい7,000語くらいなのでは? と判断するに至りました。
実際、準1級対策を通じて行ったボキャビルが、当時の自分の単語力のベースになっていたと思います。参考までに、準1級で使った参考書もまとめてみました。
準1級対策で使用した教材リスト
- 英検準1級 でる順 合格問題集
- 英検準1級DAILY30日間集中ゼミ
- 英検準1級語彙・イディオム問題500
- 英検準1級 でる順パス単
※この教材のiOSアプリを購入
【注】2の新版として、『DAILY25日間 英検準1級集中ゼミ』が2015年に発売されています
▼詳細はこちらをどうぞ(8/18追記)
レベルの違いにダメージをくらう
準1級と1級の間にはかなりの壁があるとうわさには聞いていましたが、改めて数値で現状と目標のギャップの大きさを目の当たりにすると、なかなかキツいものがありました。
12,000〜15,000語(英検1級)ー 7,000語(英検準1級)=5,000〜8,000語という壁。仮に現状が7,000語を超えていたとしても、さすがに10,000語には到達している状態ではない。楽観視したとしても、3,000語はマストで仕上げなければマズい。
しかも、試験日は2015年1月25日なので、残すはあと3ヶ月という状況。一発合格を目指していたため、自分で自分にさらにプレッシャーをかけた状態でした。
こんな状況の中、まず先にやったこと。
こんな状況の中、すぐに『パス単』進めて新しい単語を獲得せねばっ!と焦る気持ちをぐっとこらえ、@nakamai_jpがまず先におこなったことがあります。
それは、「目標達成に向けた学習計画を立てること」。ボキャビルをはじめる前に、まず試験日までの3ヶ月間、何をどう取り組んでいくのかについてのプランニングをしっかりと行いました。
このときに立てた戦略や計画が効果的だった、そしてそれをうまく運用・実行していくことができたからというのが、たった3ヶ月で単語力を英検1級レベルにできた理由です。
英検1級対策のボキャビルでやったこと
TOEICの振り返り記事でちょっとふれたので、抜粋です。
一番大きな要因としては、語彙の増加。英検対策をしていく過程で、かなりインテンシブに単語を仕上げていきました。 しかし、これは英検1級レベルのものばかりではありません。新しいものを入れていくのと同時並行で、TOEIC730〜860点レベルの単語もしっかりと復習しました。実はこれが、990点に向けた自分の英語力の土台をしっかりと固めてくれました。
英検1級でのボキャビルでは、『パス単』以外に『DUO3.0』『キクタン』なども同時並行で進め、基礎もしっかり固めていったというのが大きな方向性です。
ちなみに、ボキャビルだけでなく、英検1級のリーディング練習を通じて、長文読解力が鍛えられたのも実感してます。TOEIC990点へと導いた要因のひとつ。
Part7に関しては、長文読解能力を英検対策により高められたのが大きいです。長めの文章を読むことに慣れていたので、TOEICのパッセージが短く感じました。
基礎固めに使用した教材

改訂版キクタンAdvanced6000 (アルク学参シリーズ)
- 作者: 一杉武史
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2012/07/07
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 1回
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最後にひとこと
英語学習で着実に成果を出していくためには学習計画がとても大事で大きな役割を担っているということ。これが、自らの成功経験から得た気づきのひとつです。
では、英検1級対策に集中していた時期に、どんな学習を行ったのか。ボキャビル以外も含めた、全体的なプランは別記事で詳細まとめますね。
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