英語まみれ道場

TOEIC990点・英検1級・IELTS8.0・通訳案内士資格取得の英語学習デザイナー中山麻衣(英語まみれ / @nakamai_jp)のブログ。効果的な英語学習方法やコツをシェアするとともに、"英語学習アスリート"を目指して過ごす日々を記録してます。

TOEIC645点からスタート!スピーキング力向上に繋がった学習方法

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総合的な英語力に必要とされる基本スキルには、「読む(Reading)」「聞く(Listening)」「書く(Writing)」「話す(Speaking)」の4つがあります。

今回はこの中から、スピーキングにフォーカス。

過去の経験から、これはスピーキング力の向上に役立った! と感じた学習方法をご紹介したいと思います。

TOEIC645点/中級レベル

これからご紹介する方法を初めてトライしたのは、フィリピン留学時。マンツーマンレッスン以外に、ディスカッションクラスを選択していたのですが、そこでのアクティビティのひとつでした。

当時のレベルはTOEIC645点くらい。

入学時に、TOEIC模擬テストを使ったペーパーテスト+スピーキングテストでレベルチェックを受けたときの結果がこちらです。

  • TOEIC645点(リーディング・リスニング)
  • Intermediateレベル(スピーキング)

CNE1(留学先の学校)が設けた10段階のスピーキングレベルでは、だいたい中間あたりでした。

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【引用元】学校紹介パンフレット | フィリピン留学なら、やっぱり CNE1 !! 

 

留学体験記で、当時の自分のスピーキング力について言及してます。自分で英作文をする力がまだ弱かった時期です。

簡単な意思疎通は即時に比較的スムーズに出来ていたと思いますが、もう一歩踏み込んだ段階の、ある程度纏まって意見を言うという場合には、正直なところ、まだまだ自然にぽんぽんと文を組み立てられていたとは言えませんでした

 

三単元の”s”の付け忘れ・付け足しや時制の混乱、それらに自分で気づかないことも。

【引用】中山麻衣さんのフィリピン留学体験記 | フィリピン留学なら、やっぱり CNE1 !!

 

スピーチ原稿、まるっと丸暗記。

ディスカッションのレッスン内で行ったのが、スピーチでした。

この準備として、自分が作成した原稿の丸暗記にチャレンジ。4週間の滞在中にほぼ毎週トライしたのですが、これがものすごく効きました。

具体的にはこんな流れです。

1)決められたトピックに基づいた原稿を作成

2)先生にドラフトを送り、確認してもらう

3)修正を反映した最終原稿を丸暗記 → レッスンで実際にスピーチ

 

では、この原稿丸暗記。何がよかったのか。

コレが効いた!2つのポイント

スピーキング力の向上へ繋がったと感じた、具体的なポイントがこちらです。 

 英文のストックが増えた

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英語は、「英借文である」とも言われています。

使える英文をいくつも覚えておけば、別の場面でも使うことができる。英文を暗記することは凄く役立ちます。特にこのスピーチでの経験は、自ら文章を作成したので、記憶にも残りやすい。これが大きなメリット。

スピーチで暗記した文章を基盤として、他の場面でそのままそっくり使ったり、ちょっと変形させて応用することにも繋がりました。変形とは、主語や時制を変えたり、単語を別のものにしてみたり...などです。

例)元の文章:It is important for me to study English.

 ・It is important for you to study English.(主語)

 ・It was important for me to study English.(時制) 

 ・It is necessary for me to study English.(単語)

 

英語の音が染み付く

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原稿を丸暗記するときに、何度も何度も音読をして練習。この過程で、自分の口が英語の音の並びに慣れていったのも大きな収穫でした。

頭では正しい文法が分かっていたとしても、いざスピーキングのときになるとそれがうまくいかないという、英語学習者 "あるある"。無駄に「s」をつけてしまう、主語と動詞の不一致、時制がごちゃまぜ...などなど。

これが、スピーチのために行った音読トレーニングで、音の繋がりの感覚が身に付き、問題解消へと繋がりました。

分かりやすい例でいうと、主語が "They"の後ろには、 "is"や "was"はこない。音の並びが染み付くと、"They are/were〜"と固まりで、自然に出るように。

この経験から、自分が悩んでたのは難しい問題などではなく、ただの練習不足だったと気づきました。文法の知識がある状態であれば、自分の口・耳が、音の感覚を身につけるよう、トレーニングを積み重ねるのが一番だと思います。

 

最後にひとこと

…というわけで、スピーキング向上に繋がった学習方法をご紹介しました。

英文に自信が無い場合は、オンライン英会話や英文添削サービス、ランゲージエクスチェンジ(言語交換)などを活用し、自分が作った文章を誰かに添削してもらうといいと思います。

文法の間違いの指摘はもちろんのこと、よりよい表現の獲得にも繋がるのでおすすめですよ。

Thank you for reading to the end!! 

 

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