英語まみれ道場

TOEIC990点・英検1級・IELTS8.0・通訳案内士資格取得の英語学習デザイナー中山麻衣(英語まみれ / @nakamai_jp)のブログ。効果的な英語学習方法やコツをシェアするとともに、"英語学習アスリート"を目指して過ごす日々を記録してます。

【英語まみれ式】プチ記憶術!単語は「自分フィルター」を通す[1]

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英語のスキルアップに欠かせない要素のひとつ・語彙力。

でもボキャビル(=語彙力を増やす "Vocabulary building")って、英語学習者が苦戦しがちなクセ者だったりします。

実際、「単語がなかなか覚えられない…」というご相談・お悩みは、とてもよく耳にする"あるある"です。

 

【英語まみれ式】"プチ"記憶術!

そこで!今回は『【英語まみれ式】プチ記憶術!』と題して、わたしが単語を覚えるときに意識していることをご紹介します。

ちなみに『ザ・記憶術』(どどん!!)ではなく、敢えて『"プチ"記憶術』(ひかえめ)としました。

難しいこと一切なしに今すぐ実践できる・簡単にできるという要素に加え、学習を楽しむコツ[=お遊び要素]も含んでお伝えしたかったので、ゆるーい感じにしたかったのです。

自分が学習を続けていて、ほんと「英語学習は楽しんだもん勝ち!」だなあと感じることが多いので。

…というわけで早速、お伝えしていきますね。

 

 

 

単語はこうやって "さばいている" 

英語まみれな日々を過ごしている中で出会う、たくさんの単語たち。これらをどうやって処理しているのか(=さばいている)のかについて。

まず、前提を整理。

日々出会う単語の種類は主に2つあります。

  1. 誰かがアウトプットしたものを目にする・耳にする
  2. 自分がアウトプットしたいときに調べる

 

1は、TwitterのタイムラインやWeb記事(article)が該当。リスニングではCNNニュースとか、洋画・洋楽など。その他として、教材を使った学習時に目にする・耳にする単語も含まれます。

2は、自分がTwitterでつぶやくとき、オンライン英会話でスピーキング練習するときなどが該当。ライティング練習なんかも含まれます。とにかく、英語という言語で何かを表現しようとするときですね。もちろん実践の場も。

 

接触時に必ず行うこと

1と2に共通しているのが、これ。

自分フィルターを通す(キリッ!)

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その単語を自分ならではの「視点(=フィルター)」にかけます。

今回は、例として2のパターンをとりあげ、解説していきますね。

 

▼こんな感じ

 

この場合は、 サイコパスって一番関わりたくないひとだなあ…とふと感じることがあり、それをアウトプットしようとしました。

"psychopath(サイコパス)"という単語はすでに獲得済みの単語でしたが、調べて見るとどうやら"sociopath"という単語もあるらしい、と。

ここでひとつ、すでに学びがありました[=付随した学び]。らっきー。

 

…で、このつぶやきでは、"psychopath"という単語が自分にとって初見・未獲得の単語だったとしたら?と仮定し、「自分定義(=My definition)」を加えたものです。

My definition:the last person I want to get involved with

(わたしの定義:もっとも関わりたくないひと)

 

【ポイント】自分定義をつくる(="自分ごと化"させる)

今回のケースでは、辞書的な言葉の説明(つまりは、受け身の情報)を確認するだけではなく、自分定義を設定することでその単語をより"自分ごと化"させました。

ただのイチ単語として処理するのではなく、自分とその単語の間をつなぐ何かを意図的に・意識的に作ってあげる。これが癖になっています。

記憶に残りやすくもなりますし、何よりもこの過程を楽しんでいます。

 

特に、初めて目にするものや記憶がまだあやういもの・慣れ親しんでないものなどに関しては、いかに自分にとってインパクトを残すかが重要かと。記憶に残りやすくするためには、自分とその単語の関連性を高めるのがガンガン効きます。

 

▼いま出た関連性に関するお話は、こちらの記事でまとめてます

www.eigo-mamire.com

 

 

 

おまけ/番外編

文法・表現(単語/フレーズ)のおさらい

My definition:the last person I want to get involved with

 

(1)最も…しそうにない~

   ■ the last ~+to V
   ■ the last ~+that S V

 

<例>

・He would be the last person to betray us.

(もっとも裏切りそうにないひとだろう=裏切るなんてありえない)

The last thing (that) I want to do is hurt you.

(あなたを傷つけることだけはしたくない)

 

(2)〜に巻き込まれる、関係する

   ■ get involved with/in ※get:be動詞、becomeもアリ
 

<例>

・It was necessary for me to get involved in the project.

(そのプロジェクトに関わる必要があった。)

・I got(became) closely involved with my clients.

(クライアントと密接に関わりあうようになった。)

 

学習効果を高めるためにできること

単語を記憶に定着させるためには、目で見て覚えるだけでは不十分。自分が使える感覚をフル活用・総動員して臨むべし!です。

  • 目で見る(スペル・文字列チェック)
  • 耳で聞く(発音チェック)
  • 自分で発音する(発声トレーニング)
  • 手を動かす(スペル練習) など

 

最後にひとこと

次回は1のパターンに関して、例とともにご紹介したいと思います。

 
1. 誰かがアウトプットしたものを目にする・耳にする

2. 自分がアウトプットしたいときに調べる

 

Love comes around while doing things you like.

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