先日の記事で、「英検テストファミリー」という新ブランドについて書きました。
英検テストファミリーとは、「実用英語技能検定」「英検Jr.」「英検IBA」の総称です。いわゆる英検(=実用英語技能検定)は、中学生の頃から知っていますが、あと2つは馴染みがない。
そこで、どんな試験なのか調べてみました。
驚きの受験料、「英検IBA」。
まず、HPを見てみていちばん驚きだったのは、英検IBAの受験料。
いくらかというと…
「ワンコイン(500円)?? しかも税込で?!!」
なんて気軽に受験できる試験なんでしょう。想像を遥かに超えた金額でした。
概要とコメント
- 30名以上の団体のみ受験可能。個人での申込は不可。(悲しい)
- 受験料がワンコイン! 500円。ただし、オプションをつけると変わる。
- 筆記(リーディング)とリスニングのみ/問題数60〜65問(回答選択式)
- 45分で終わるので、さくっとできる。
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申込代表者を窓口として、テスト冊子や回答用紙が送られてきて、また返送するというフロー。意外にアナログ!
[参考・出典] https://www.eiken.or.jp/eiken-iba/
金額の気軽さもそうですが、時間が短いのは大きなメリットですね。特定の試験会場に出向く必要がないのも、利便性が高くていいです。
また、上記以外はこちら。ご参考までに。
- 協会が開発した統一尺度「CSEスコア」を導入済み。
- 英検(実用英語技能検定)を受ける前の模擬試験としても活用できる
[参考・出典] https://www.eiken.or.jp/eiken-iba/
ちなみに、「CSEスコア」については先日の記事でまとめてます。
ラーニングとセット売りもしてる、「英検Jr.」。
英検Jr.は、その名の通り、主に幼児から小学生を対象とした試験です。1994年に開発されたとのことで、もうかれこれ20年以上前からあるんですね。
- リスニングテストのみ。
- 試験時間は30分〜45分。
- 金額は、BRONZE 2,500円/SILVER 2,700円/GOLD 2,900円。
- BRONZE(小学校低学年)→GOLD(小学校高学年)へと対象が移る。
- オンライン版では、ドリルやゲームなどで学習できる「ラーニング」というサービスも提供しているらしい。(=「テスト+ラーニング」のパッケージ売りあり)
[参考・出典] 英検Jr. | 公益財団法人 日本英語検定協会
まだある!協会提供の英語試験
上記以外で、この日本英語検定協会が運営しているのがこちら。
- IELTS(アイエルツ)=International English Language Testing System
- BULATS(ブラッツ、と読むらしい)=Business Language Testing Service
- TEAP(ティープ、と読むらしい)=Test of English for Academic Purposes
アイエルツ、ブラッツ、ティープ。
英語試験の名前は、頭文字をとったものがほんとに多いですね。
今回ご紹介した各種試験の詳細は、こちらのページに一覧で掲載されてます。
最後にひとこと
世の中には、本当にたくさんの英語試験がありますね。目的やレベル、その先まで見据えた選択をして、活用していきたいなと感じます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!