日本人の英語学習者が直面する課題のひとつ。
それは、スピーキングの実践の場が少ないこと。
職場で英語が必要だったり、家族や友人と英語でコミュニケーションを取る機会が日常的にある場合はまだいいのですが、それ以外の場合、自分で実践の場を作らなくてはいけません。
実践の場に、飛び込みづらい
外国人と交流ができるミートアップやイベントに積極的に参加したり、英語が話せる友人を作ったり...と、ここが躊躇なくできる方は、どんどん輪を広げて実践していく。
でも、最初からガンガン実践の場に飛び込んでいくには、ちょっと勇気がいるもの。しかもそれには、時間や場所の予定調整も必要となる。
参加費や交際費も発生するので、お財布にもじわじわ響いてきます。
コソ練を可能にする、最強ツール!(になると思う)
「できることなら、事前に練習したい。」
「時間や場所に縛られることなく、練習したい。 」
これに応えられるようになる!? と期待が高まるのは、AI(人工知能)を使った英会話アプリやツール、ガジェットです。
すでに日本でも、最新技術を駆使したサービスや商品が続々リリースされてます。バージョンアップのための開発も、日々進んでいるようです。
今回は、そんなAI(Artificial Intelligence)英語学習ツールの中から、最近見つけた新しいアプリをご紹介しますね。
『SpeakBuddy』(スピークバディ)
AIキャラクターが英語の話し相手をしてくれる、英会話アプリの『SpeakBuddy』。
マジタン、ペラペラ英会話という人気アプリを開発した会社の新作アプリです。2016年前半から開発スタート、なんと8割方完成しているとか。
よりよい開発に向けて、現在クラウドファンディングを実施中。
▼プロジェクトページ画面
つい数日前にプロジェクトを開始したばかりなのに、すでに大幅に目標金額を達成しています。すでに売り切れてるリターンも。注目度が高いですね。
プロジェクト終了日まで、まだまだ1ヶ月以上あるので、さらに支援を伸ばしそうな予感です。
気になったポイント
その1)シナリオモードとフリートークモードがある。自由に会話を楽しむことができるフリートークでは、AIキャラとどんな会話のキャッチボールができるのか。今後のさらなる開発も含め、楽しみのひとつです。
その2)自分の英会話力をテストしてくれる機能では、なんと100段階からレベル判定してくれるらしい。レベルアップを目指して、ハマってしまいそう。
その3)そして、すごく共感したのが、アプリ開発の経緯。「日本にいながら英語が話し放題」という世界を目標にしているとのこと。まさに、日本人英語学習者が求める環境のひとつだと思います。ぜひ応援したい。
最後にひとこと
単語・文法など、学んだ知識(=インプットしたもの)を、「自分が使える」ものにしていくためには、絶対にアウトプットが必要です。これは英語学習に限らず、当てはまることだと思います。
今回のようなアプリを使って、スピーキングの場を気軽に手に入れる。オンライン英会話と同じく、学習サイクルを回していくのに、とても便利な方法ですよね。ちなみに、これ以外にもスピーキングの練習をする方法はあるので、ぜひ後日にご紹介したいと思います。
なにはともあれ、人工知能を使った英語学習ツール。今後の展開に、期待が高まります。
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