単語を覚えるときに意識したい3つのポイントの第2回です。
今回もすごく簡単・すぐに実践できる、実体験に基づいたおすすめの学習方法をお伝えしていきます。みなさんの英語学習へのヒントになれたら幸いです。
前回のおさらい
すぐできる！単語を覚えるときに意識したい3つのポイント【その1】
まず1つ目として、「自分との関係性を意識する」という点をお伝えしました。
また、単語を学ぶ意味に関する考察も書いてます。どうして単語を学ぶ必要があるのか？ と純粋に疑問に思っている方、ご自身の単語学習にとにかく理由をつけて納得されたい方にもぜひご覧いただきたいです。
では、2つ目のポイントはこちらです。
【ポイント2】音読する
単語を口に出して発音する。例文を口に出して読む。これまたシンプルなことですが、これをする・しないで英語の基礎体力に差が出ます。
単語の学習に限らず、文法やリーディングなどの学習でもそうです。音読ができる環境にある場合は必ず口に出して問題文や答え、文章を読む。@nakamai_jpが必ずおこなっていることのひとつです。
リスニングやライティングでも同じです。スクリプトを見て音読、ライティングの模範解答を音読。目の前にある英文は、とにかくなんでも口に出す。
これにより、スピーキングにもしっかりと繋がる実践的なインプットへと変化させることができます。とにかく口に出してみる。
これを行うには、理由があります。
筋力トレーニング
単語を覚えるときには、そもそもの前提として、自分のスピーキングの中でも使えるようになることも想定して学習を進めます。
スピーキングに繋げるためには、その単語を自分の「のど・舌・唇」などを駆使して口から出すことにまず慣れなくてはいけません。ただ目で眺めているだけでは決して身につけられないのが、英語専用の口の筋肉です。
以前の記事でもお伝えしましたが、英語は日本語とは異なる口の筋肉が求められます。なので、意識してトレーニングを行い、鍛えていく必要があります。
この英語筋肉を鍛えるためのトレーニングとして、単独で音読メニューをこなすという取り組みもありますが、普段から音読をするように心がけていけばそれ自体で立派なトレーニングになります。
目で見て、口で発して、それを耳で聞いて...これだけでも3つの部位を使っているので、刺激も多く、より記憶に残りやすいというメリットもあります。この辺は、脳科学的な見地からもその有効性が証明されているらしいですね。
単語を学ぶ意味についての考察〜番外編〜
語彙力を高めると、自分のいいたいことをストレートに表現できるようになり、言語を使用する際のストレスがなくなってくる…というお話を前回記事でお伝えしました。
実はもうひとつ、学習の過程で@nakamai_jpが気づき納得できたことがあります。これまたとても単純なことなのですが、自分で一番納得した答えです。
それは、相手をより理解するためということ。
簡単に説明します。
発信する【スピーキング／ライティング】
自分が発信するとき（スピーキング／ライティング）には、自分が理解している単語や文法を使うことになるので、基本的には、自分がいっていることがわけわからない…ということはありえません。自分で使用する単語・文法を自らコントロールするからです。
受信する【リーディング／リスニング】
しかしながら、相手が発信したものを受信するとき（リーディング／リスニング）には、コントロールができません。
リーディングでは誰かの手によって書かれた文章を読むわけですし、リスニングでは誰かが言ったことを聞き取るわけですよね。文章や会話で使用される単語や文法は、相手次第。ですので、やはり少ない語彙よりも多くの語彙を知っている方が理解度は高まります。
つまり、語彙力を高めることで、英語でのコミュニケーションがより楽しくなるというものすごくシンプルかつワクワクする事実に気づき、納得することができました。
この出来事が、自分の英語学習に対するあり方に変化をもたらし、学習意欲を駆り立てました。いまもこの楽しさを追い求め、継続した学習を続けています。
最後にひとこと
…ということで、今回は単語を覚えるときに意識したいポイントの2つ目をお伝えしました。すぐに実践できるおすすめ学習方法の「音読」。ぜひお試しください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます！ ではまた次回に。
おすすめ記事のご紹介
▼つづきはこちら：「その1」「その3」
すぐできる！単語を覚えるときに意識したい3つのポイント【その3】
すぐできる！単語を覚えるときに意識したい3つのポイント【その2】
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