英語力を高めるために必須条件なのが、「ボキャビル」です。
実際、英語学習をはじめる、または改めてやり直そうと決めたときにまず最初に手をつけるのが「単語」と「文法」という方はとても多いと思います。
ボキャビルで誰もが経験すること
でも、語彙力を増やしていくときにでてくる課題のひとつは、「学んだ単語を忘れてしまう」こと。せっかく新しい単語を覚えてもしっかりと記憶の中にとどめておくのは難しい。使わなければ忘れてしまいます。
特に、自分にとって使用頻度が低い単語は、それだけ忘れてしまうリスクが高い。
そしてやっかいなのが、難易度が高めの単語。
- スペルが長い!
- 発音が複雑!音読しにくい!
- 似たスペル・意味の単語と記憶がごちゃごちゃになる!
…などの理由でそもそもで覚えにくい。
そのときに頑張ってなんとか覚えられたとしても、時間が経つと忘れてしまう可能性はとても高いと思います。
忘れるのは当たり前。
ここで必要になってくるのが、学んだ単語を忘れないための対策です。
スーパーブレインでない限り、忘れるというのは至極当たり前。でも、出来ることならそのダメージは最小限におさえたい。
...というわけで今回は、このダメージ最小化に向けて@nakamai_jpが実際にやっていることをご紹介します。
2014年にスタートしていまも続けているので、時制でいうならば現在完了進行形(have been 〜ing )で取り組んでいることのひとつです。
" I'll catch you later!! "
それは、『TIME』を定期購読して読むこと。つまりは、リーディングです。
これが単語のリテンションに相当役立ちます。
どういうことかというと、学んだ単語にもう一度出会う機会をつくる。これを意識的にやっています。新しい単語はいつも、"I'll catch you later!!"(また後でね)という気持ちで学ぶ。
なぜ『TIME』なのか?
いろいろ理由はあるのですが、その中のひとつ。それが、英検1級対策でのボキャビルで獲得した語彙を忘れないようにするため。
以前の記事「たった3ヶ月で単語力を英検1級レベルにできた理由」の中で『出る順パス単』(=英検対策向けの単語本)について、ちょっとふれました。
ここに出てくる難易度の高い単語や表現。これにもう一度出会える可能性が高いのが『TIME』だと実感してるからです。
ボキャビルで得た知識が実践につながった
実際、『TIME』にはパス単の単語がたくさん出てきます。
定期購読をスタートしたのは、ちょうど英検1級の試験対策を始めた頃。ボキャビルをしっかりした後には、記事を「読める度」が全然違う! と大感動したのを覚えています。
自分のボキャビルの成果を、ダイレクトに実感した出来事です。学んだ知識が実践につながる。これが、なによりも嬉しい瞬間だったりします。
使用頻度が低い=忘れるリスクが高い
また、単語の難易度が高ければ高いほど、自分のアウトプットで使いこなすのは難しい。自分のスピーキングやライティングの中で、英検1級レベルの語彙をばんばん入れてく実力は、まだまだありません。
つまりは、自分にとって使用頻度が低い=忘れるリスクが高いという単語や表現ということ。
なので、なおさら外部からの刺激が必要になる。自ら使わずとも、せめてまた目にする機会をつくろうという試みです。
最後にひとこと
....というわけで、「単語を学ぶ→忘れる」というダメージを最小限に食い止める方法についてご紹介しました。
ここで強調して伝えたいことは、単語のリテンションにはリーディングが効果的であるということ。必ずしも『TIME』を読まなくてはいけない、というわけではありません。学んだ単語にまた出会う機会を創出できれば、道具はなんだっていいんです。
ただし、効果的な学習にするために気をつけるべき大事なポイントがひとつあります。これについては、次回記事で。
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