つい先日にはじめたばかりの「Word of the Day」。
@nakamai_jpが気になったり、面白いなと感じた単語・表現を独自の視点でご紹介しています。
英語の学習を再スタートしてからこれまで、いろいろな英語の名言や格言との出会いがありました。
自分にとってこういった言葉は、何かに新しく気づいたり、既存の考え方を変えるきっかけとなることが多く、ちょっと特別なものだったりします。
いままでは自分のノートやパソコンなんかにメモしてきたのですが、これからはこのブログで「Quote of the Day」というタイトルとともに記録していきたいと思います。
Quote of the Day
"Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever." ー Mahatma Gandh
- いったひと:マハトマ・ガンジー
- 日本語訳:「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。」
- ツボだったところ:Live as if you were to〜とLearn as if you were to〜の構成がきれい。die tomorrow/live foreverの対がシンプルでわかりやすい。THE・名言の正統派っぽいところが気に入った。
単語・文法のプチおさらい
「as if +仮定法現在」(まるで〜であるかのように)
【例】He talks as if he knew everything about the matter.
偽物ガンジー名言だった!
でも、この名言について調べていたら「偽物ガンジー名言」のひとつだったという事実が発覚。そうだったんですね。てっきりガンジーの言葉と思って過ごしてきたのでちょっとびっくりしましたが、名言・格言ってこういうパターンが多そうな予感がぷんぷんしてきました。
この言葉が活字に最初に出たのは1867年で、そのときは「学べ」だけで「生きろ」はありませんでした。ガンジーは1869年生まれなので、どっちみちまだ生まれてません。
19世紀後半の書籍ではいろんな人の言葉として紹介されています。カトリックの聖人Edmund Rich(没年・1240年)とか、Ansalus de Insulisとか。どっちが先にせよ、ガンジーではないようです。
最後にひとこと
…というわけで、たとえガンジーが言ってなくても、胸にぐっとくる名言でした。
さて、「誰が言うか」と「何を言うか」の議論も気になってきたところで、残りの一日も英語まみれで過ごしていきたいと思います。Enjoy the rest of your day!!